お役立ち情報 2023年11月01日

【新卒向け】半導体業界企業への就職先はどう見極める?業界動向や採用のポイントを解説

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半導体業界は、今後ますます拡大が見込まれており、 就職先として検討する人も増えています。
しかし、半導体業界でどんなことをして働くのか、どんなやりがいがあるのかは、知らない人も多いのではないでしょうか。
この記事では、半導体業界の基本知識と、半導体業界に就職して得られるメリットについて解説しています。
自分に合った就職先の見極め方も紹介していますので、特に新卒就活生の方はぜひ最後までご覧ください。

目次

1.半導体業界に就職するための基本知識


はじめに半導体業界に就職するにあたって必要な基本的知識を紹介します。

半導体業界の動向

半導体は、今後ますますの需要拡大が見込まれています。
なぜなら半導体は、現在と近い未来のどちらの生活にも欠かせない多くの製品に内蔵されているためです。
例えば、半導体が頭脳の役割を担っているスマートフォンは、数年に1度新しいモデルが発表され買い換えることが当たり前になっています。
他にも、さらなる普及が期待される電気自動車や4K・8Kテレビなどに、半導体は欠かせません。
そのため、半導体自体の供給量も拡大が見込まれています。

半導体業界の業務内容・職種

半導体業界では、一般的に下記の5つの職種があります。
順に、その仕事内容を見ていきましょう。

①製品設計

新しい製品を設計する仕事です。
ハード設計、ソフト設計、機構設計など、分野ごとにチームで活動することもあります。
既にリリースされている製品を顧客の希望に合わせてカスタマイズすることも、製品設計の仕事です。

②生産
製品を組み立てたり、組み上がった製品を調整したり、出荷前に試験をしたりする仕事です。
製品の深い知識を得たあと、生産性を上げる管理業務に携われば、海外での生産管理職への道が開ける企業もあります。

③検証・評価
装置の使用上の問題がないか、正確に作動するかなど、品質を検証し、評価する仕事です。
納品先顧客から質問やトラブルの連絡があった時の対応や、アフターメンテナンスを任されることもあります。

④開発
進歩が目覚ましい半導体業界では、新しい技術の開発・研究も重要な仕事です。
例えば、半導体製造の技術のひとつである「プラズマ技術」は、様々な産業分野への応用が期待されています。
未来の新しい技術の開拓者となれる可能性もある職種です。

 

⑤営業
自社の製品を販売し継続利用してもらう、メーカーと顧客をつなぐ仕事です。
ただ売り込むだけでなく、顧客の要望に対応したり業界内の情報を収集したり、広い知識とフットワークが求められます。
企業によっては、生産活動を円滑にするための、資材の調達や様々な管理業務を任されることもあります。

2.半導体業界に就職して得られるものとは


続いて半導体業界に就職して得られる将来性や、やりがいについて解説します。

見込まれる将来性

半導体業界に就職すると、次世代の産業で役立つスキルを身に付けられる可能性があります。
前章で述べたように、半導体産業はこれからさらに市場規模が広がっていく予測がされており、世界半導体市場統計(WSTS)の「2023年春季半導体市場予測」では、2022 年時点の日本の半導体市場が前年比+31.7%と大幅に拡大したことが報告されています。
さらに市場規模は2023年も成長を継続し、2024年にはなんと約7兆円近くなることが予測されているのです。
lotやAI市場の拡大予測から、新たに半導体を内蔵した製品が増加することも示唆されています。
つまり、現在の半導体需要も高いうえ、新しい製品への応用にも期待が寄せられているのです。
参考:https://www.jeita.or.jp/japanese/stat/wsts/docs/20230606WSTS.pdf

 

未来を創るやりがい

半導体業界の仕事は、充実したやりがいを得られることも魅力です。
実際に半導体業界企業で働く2人の先輩の声を紹介します。

 

1.「新しい製品を開発するやりがい」 入社14年、設計担当 係長N.Fさん

仕事のなかで一番のやりがいを感じられるのは、一から開発に携わり苦労して作った製品が完成し、実際にお客様に使用して頂けるところです。
専門的な知識と膨大なステップが必要な分、完成に至る達成感はひとしおだと思います。
(参考:https://www.adtec-rf.co.jp/recruit/member/n-f/

 

2.「自社の製品が顧客の役に立っているやりがい」 入社10年、 設計担当 主任S.Kさん
今までで一番やりがいを感じたのは、自社の製品が現場で使われている所を目の当たりにした瞬間です。
また、利用した顧客からの良い評価が次のプロジェクトにつながったときも、喜びを感じられます。
(参考:https://www.adtec-rf.co.jp/recruit/member/s-k/

他の先輩の声も見てみたい方は、こちらもご覧ください。
▶『株式会社アドテックプラズマテクノロジー 社員紹介

3.半導体業界の就職先を見極めるポイント


就職先を見極めるには、「働きやすい環境」や「スキルアップできる体制」があるかを確認することがおすすめです。
具体的なチェックポイントを知っておきましょう。

働きやすい環境

働きやすい環境かどうかをチェックするには、下記の2点の確認がおすすめです。

・社内の人間関係

企業サイトを見るだけではなかなか判断しづらいので、具体的な制度があるかどうかをチェックしましょう。最近採用している企業が増えている、働き方や部署などの希望を定期的に申告できる「自己申告制度」は要注目です。

・ワークライフバランスへの配慮

ワークライフバランスに配慮した企業では、休日にしっかりリフレッシュできる制度を整えている傾向があります。
有給取得率の高さや、社員サークルが活動しているかをチェックしてみましょう。

スキルアップできる体制

新入社員でもスキルアップできる環境が望むなら、下記のような体制のある企業がおすすめです。

・メンター制度

メンター制度とは、一人の先輩社員と一人の新人社員がペアになり、個別で指導や相談ができる制度です。
職場内での悩みや問題解決をサポートする仕組み作りとして、厚生労働省も推奨しています。
▶参考:『厚生労働省 メンター制度導入・ロールモデル普及マニュアル』
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000106269.pdf

 

 ・技術研修/セミナー開催

ものづくりの業界では、常に新しいテクノロジー知識を得ていくことが大切です。
社内の技術研修に加え、外部のセミナーなども活用している企業では、幅広い知識を得られるチャンスがあるでしょう。

 

 ・資格取得支援

企業によって、自社の技術に関する資格取得費用を援助したり、評価にも反映したり、様々なスキルアップ支援制度があります。
個人のスキルアップを応援する風習があるかどうかも、重要なポイントです。

 

ミスマッチを防ぐには

自分に合った就職先を選びたい就活生にとって、採用サイトを持っているかどうかもチェックポイントのひとつです。採用サイトとは、求職者が入社後のミスマッチによって悩むケースを減らせるよう、求職者向けに丁寧な企業情報を掲載するサイトです。
働く人材への配慮に重点を置いている企業ほど、採用サイトを公開しています。

4.まとめ


半導体業界企業は高い将来性が見込まれており、人気の就職先であることにも納得できます。
一方、企業によって体制がさまざまであるため、自分に合った就職先の見極めも肝心です。

株式会社アドテックプラズマテクノロジーは、1985年に広島県に創業した、半導体製造に欠かせないプラズマ用高周波電源のメーカーです。
技術の応用が期待されているプラズマ分野に強みを持ち、新製品の開発にも積極的に取り組んでいます。
アドテックプラズマテクノロジーでは、 次世代を担う社員を募集しています。
「自己申告制度」や「メンター制度」などを取り入れ、各社員が生き生きと活躍できる環境が自慢です。
今後の半導体業界にご興味のある方は、ぜひ当社の採用サイトを覗いてみてください。
株式会社アドテックプラズマテクノロジー採用トップページ

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