1.文系必見！ メーカーの技術職以外の働き方とは
はじめに、メーカー企業での働き方として、技術職以外の２つの職種について知っておきましょう。
一般的に、総合職と一般職の２つの選択肢があります。
[1]総合職
総合職とは、一般的に、企業の幹部候補生としてさまざまな仕事を経験する職を指します。
将来的に企業の中核を担えるよう、営業部、企画部、人事部などに配属されることが多いでしょう。
また、総合職を希望する人材には、部署異動や転勤があることが前提とする企業もあるので、就職前に確認をおすすめします。
メーカー企業では、技術系総合職と事務系総合職に分類されていることがあります。
・技術系総合職
研究、設計、開発、生産、品質管理などの理系分野の業務を担う。
将来、エンジニアリングの中核を担うことを期待される。
・事務系総合職
総務、人事、経理、企画、営業などの文系分野の業務を担う。 将来、企業のマネジメントの中核を担うことを期待される。
つまり、総合職に配属した人材を、企業を躍進させる幹部に育てることが、企業の目的なのです。
[2]一般職
一般職とは、その人材の将来性に関わらず、企業の文系分野の業務を担う職を指します。
総合職と同様、営業部、企画部、人事部などに配属されることが多いですが、主に総合職をサポートする事務などの業務を行います。
また、一般的に、部署異動や転勤もありません。
企業の業務が円滑に進められるよう、細やかさや正確さが求められる職種といえるでしょう。
2.メーカーの総合職に就職する3つのメリット
続いて、メーカー企業で総合職として働くことのメリットをご紹介します。
どんな企業にも総合職はありますが、なかでもメーカー企業の総合職は、以下の３つのメリットが特徴です。
[1]ホワイト企業が多い
メーカー企業は、いわゆるホワイト企業が多い傾向があります。
理由は、製品への生産管理の徹底から、社員の労働力計算にも長けていることが考えられます。
社員の労働環境が製品の生産バランスに直結するため、無理なタスクを課さなかったり、福利厚生を充実させたり、対策を講じている企業が多いでしょう。
[2]経営が安定している
経営が安定傾向にあることも、メーカー企業の特徴のひとつです。
メーカー企業の顧客や仕入れ先は海外にもあるため、日本国内で景気の波があったとしても直接的な影響を受けづらいことが理由に挙げられます。
また、素材を製造する上流工程メーカーは、消費者からの評判による売上の影響も受けづらく、特に安定性があります。
[3]マーケティングスキルを磨ける
メーカー企業の総合職には、他の業界業種以上に、高いマーケティングスキルが求められる場面があります。
なぜなら、最終的な完成した製品を利用する消費者と製品の製造に関わる生産者企業のどちらに対しても、情報収集力と提案力が必要であるためです。
例えば、メーカー企業の直接の顧客は、製品を部品として利用する別のメーカー企業か、もしくは製品を販売する商社企業ですが、新しい製品や企画を考えるには、実際に完成した製品を利用する“消費者”のニーズの調査が欠かせません。
そのため、メーカー企業では多角的で幅広い戦略によるマーケティングスキルが鍛えられます。
3.先輩社員の声を公開！メーカーの総合職とは
メーカー企業の総合職として働くと、どんなやりがいを感じられるのでしょう。
ここでは、半導体製造装置の国内メーカーである株式会社アドテックプラズマテクノロジーに在籍する２人の先輩社員の声を紹介します。
■「年間10憶円商談で感じたやりがい」：営業部 部長Y.Tさん（入社20年）
同社で営業部の部長を務めるYさんが、これまでに最もやりがいを感じたのは、桁違いの金額で業界を動かす商談の経験だと言います。
「営業担当時代に、年間10億円の案件の引き合いを頂いた事がありました。
ENDユーザーは、誰もが知る某A社。
その時に改めて自分達の製品が身近に感じる感覚を得ました。自社の製品が沢山売れれば、某メーカーのスマホや、タブレット、PCが同じように売れていく経済循環を実感する事で、当時営業魂が燃え上がった事は今でも記憶に残っています。」
＊先輩インタビュー詳細はこちら：https://www.adtec-rf.co.jp/recruit/member/y-t/
■「海外赴任は成長できるフィールド」：資材部 資材課 業務係 主任R.Tさん（入社6年）
資材部の主任として海外の子会社に赴任しているRさんは、念願だった海外勤務の夢を叶え、更なる目標にまい進しています。
「入社前から海外で働いてみたいと考えていたので、駐在の打診をされた際には即OKの返事をしました。赴任後は責任が大きくなりますが、自分の裁量で仕事を進める事でやりがいに繋がります。これが正解と言えるものが無い中で、”必要な資材を、必要な時に、必要な量を、必要な場所へ供給する”ために、最適な判断をする事が私の目標です。」
＊先輩インタビュー詳細はこちら：https://www.adtec-rf.co.jp/recruit/member/r-t/
アドテックプラズマテクノロジーの採用サイトでは、様々な職種を担う15名の先輩社員のインタビューを掲載しています。
メーカー企業での働き方に興味のある方は、ぜひご覧ください。
4.まとめ
文系の出身者であっても、技術職を目指さなくても、メーカー企業の総合職として働くことで、日本のものづくりを躍進させられる可能性があります。
なぜなら、総合職があってこそ、円滑にメーカー企業の経営が成り立ち、技術職が活躍できるためです。
また、メーカー企業への就職は、経営の安定性から安心して長く働ける可能性が高いメリットがあります。
実際に、株式会社アドテックプラズマテクノロジーでは、コロナ渦であった2019年から2022年の直近3年間でも、安定した増収増益を達成しています。
アドテックプラズマテクノロジーでは、未来の半導体業界を支える総合職人材を募集しています。
国内外に関連企業を持っているため、柔軟なフットワークを持つ人材が必要です。
新卒採用、中途採用のどちらでも、学部学歴を問わず、優秀な人材を受け入れる体制を整えています。
尚、弊社では、一般職との区分はせず、一人一人の個性と意思によって配属先を決定します。
また、適性を鑑み、ジョブローテーションを行うことがあります。
⇒新卒特設サイトはこちら：https://job.mynavi.jp/24/pc/search/corp228597/outline.html
アドテックプラズマテクノロジーでは、「半導体業界を加速させる電源となれ」をスローガンに、向上心の高い仲間を求めています。
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